夕張メロン、2個で250万円
高級果物として人気の北海道の特産品、夕張メロンの初競りが23日、札幌市中央卸売市場であり、最高値は2個250万円だった。昨年より90万円高く、2008年と並ぶ過去最高額になった。
競り落としたのは08年と同じ札幌市の有限会社イビ。滑川鎌一郎社長は「メロンをきっかけに、北海道の物産に興味を持ってもらえれば」と笑顔を見せた。2個は卸売市場近くの同社直営店に飾られ、担当者は「一般の方に楽しんでもらえるイベントに活用したい」と話した。
夕張市農協によると、昨年の5倍近い246個が出荷された。競りに立ち会った鈴木直道夕張市長は「最高の評価をしてもらった」と喜んだ。
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