有価証券報告書に売上高を虚偽記載したとして、証券取引等監視委員会が、ドンキホーテホールディングス傘下で東証マザーズに上場している不動産会社「日本アセットマーケティング」(東京都港区)に課徴金を納付させるよう、週内にも金融庁に勧告する方針を固めたことが17日、市場関係者への取材で分かった。課徴金は1億円前後になるとみられる。
関係者によると、同社はドンキホーテホールディングスの傘下に入る以前の2012年3月期の有価証券報告書に、ソフトウエアの売り上げが1億円を上回るよう水増しした虚偽の記載をした疑いがあるという。
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