韓国、就航不能船を賄賂で認可
【木浦(韓国南西部)共同】韓国の旅客船セウォル号沈没事故で、同船は船体が大き過ぎて就航基準を満たしていなかったのに、運航会社清海鎮海運側から賄賂を受け取った監督官庁の幹部らが運航認可を出していたことが13日、検察の調べで分かった。
捜査幹部はセウォル号が「就航できないはずの船だった」と述べた。
韓国海運当局の運航管理が業者との癒着で機能せず、3百人以上の犠牲者を出した大惨事を生む要因になったことが一層鮮明になってきた。
検察は同日、仁川海洋港湾庁元幹部で現在木浦海洋安全審判院のトップを務めるパク・ソンギュ被告(59)ら2人を収賄罪などで起訴するなどした。
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