ニホンウナギ、絶滅危惧種指定へ
国際自然保護連合は10日までに、絶滅の恐れがある野生生物を分類したレッドリストの中でニホンウナギを絶滅危惧種に指定する方針を固めた。12日に正式発表する。
レッドリストに掲載されても捕獲や国際取引の規制には直結しない。だが、各国政府が規制を検討する際の重要な判断基準となるほか、ワシントン条約で国際取引を規制する際の有力な科学的根拠となる。今後、同条約でニホンウナギの国際取引規制を求める声が高まりそうだ。
ニホンウナギは長期的には激減しており、環境省は既にニホンウナギを絶滅危惧種に指定している。
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