G7、エネルギーで対ロけん制
【ブリュッセル共同】ベルギーのブリュッセルで開かれていた先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)は5日午後(日本時間夜)、世界経済やエネルギー問題などに関する首脳宣言を採択し閉幕した。ロシアを念頭にエネルギーを政治的な威圧や安全保障上の脅威として利用してはならないとけん制した。
首相は会議で、中国の台頭を踏まえ「国際社会の安定と発展へ建設的役割を果たしてほしい」と強調。5月の日朝合意も説明し理解を求めた。
G7はロシアと共に主要国(G8)首脳会議を開く予定だったが、ウクライナ情勢で対立しロシアを外した。来年以降、再びG8体制に戻るかどうかも今後の焦点だ。
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