【上海共同】サッカーのワールドカップ(W杯)開幕戦のブラジル―クロアチア(12日・サンパウロ)で、決勝点となるPKをブラジルに与えた西村雄一主審の判定などについて、14日付の中国紙、中国青年報は、背景に移民などを通じた日本とブラジルの密接な関係があると指摘し、不公正な審判だったと批判した。
同紙は、ブラジルは世界最大の日系人社会を抱えており「日本とブラジルの関係はまるで助け合って生きる夫婦のような関係である」との在ブラジル中国人の声を伝え、“肉親の情”が判定に影響を与えたと非難した。
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