タイ国王が軍事政権承認
【バンコク共同】クーデターを起こしたタイのプラユット陸軍司令官は26日、バンコクで記者会見し、全権を掌握した「国家平和秩序評議会(NCPO)」の議長就任についてプミポン国王から正式に承認を受けたと発表、国王が軍事政権を認めたことを強調した。解体した立法府に代わり、暫定議会を創設する方針も示した。
国内外に向けて軍政の正統性を強調した形で、軍主導の政治運営が本格化する。クーデター後、司令官が会見したのは初めて。
司令官は、暫定議会のほか、政治や社会を改革する組織も「速やかに設置する」とした。具体的な内容や時期は示さなかった。
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