オオカミもアイコンタクト
オオカミは鋭い視線を使って仲間とコミュニケーションを取っている可能性が高いとの研究成果を京都大のチームがまとめ、米オンライン科学誌プロスワンに12日発表した。
オオカミと同じイヌ科の他の動物との比較で明らかにした。チームの植田彩容子教務補佐員(動物行動学)は「群れでの狩りに関係するコミュニケーションに利用されているとみられる」と話している。
チームは、黒と黄色のコントラストがはっきりしているハイイロオオカミの瞳に注目。イヌ科の他の動物よりも目の向きや瞳孔の位置を識別しやすいことを明らかにした。
群れで生活するイヌ科動物ほど視線が明確な傾向もあった。
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