中国・新疆爆発で5容疑者特定
【ウルムチ共同】中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市で22日起きた爆発事件で、国営通信、新華社は24日未明、公安当局が計5人の容疑者を特定したと報じた。実行犯4人は現場で死亡、残りの1人は同当局に拘束されたという。5人は同自治区ホータン近郊の出身。民族名は伝えられていないが、名前から全員ウイグル族とみられる。
同自治区で起きたテロとして最大規模の惨事となった今回の事件は、ウイグル族の犯行の可能性が濃厚となった。独立運動がくすぶる同自治区で漢族との対立が深まる恐れがあり、習近平指導部は難しい対応を迫られそうだ。
新華社によると、事件の死者は8人増え計39人。
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