欧州中銀、マイナス金利
【フランクフルト共同】欧州中央銀行(ECB)は5日、ユーロ圏18カ国の金融政策を決める理事会をドイツ・フランクフルトで開き、銀行に融資する際の主要政策金利を過去最低の0・25%から0・15%に引き下げた。利下げは昨年11月以来、7カ月ぶり。
また市中銀行から資金を預かる際の金利を現在の0%からマイナス0・1%に引き下げた。マイナス金利はデンマークやスウェーデンで導入されたが、主要中央銀行では例がない。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は5日、理事会後に記者会見し、利下げについて「最新の物価見通しを反映した」と説明した。
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