【北京共同】中国国家衛生計画出産委員会の末端指導局の楊文庄局長が3日、記者会見し、人口抑制のための「一人っ子政策」について「全国で緩和策が施行された」と述べ、夫婦のどちらか一方が一人っ子であれば第2子を出産できるようになったと発表した。
共産党が昨年11月に一人っ子政策の緩和を決定したのを受けた措置。今後5、6年で、施行しない場合と比べて約1千万人多く生まれるという。
楊氏によると、全国31の省・直轄市・自治区のうち29で、5月末までに緩和策が施行された。チベット自治区はもともと規制が緩く、新疆ウイグル自治区では事前に緩和措置が取られたとした。
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