1994年に長野県松本市で起きた松本サリン事件の第1通報者で、当初容疑者扱いされた河野義行さん(64)が事件から20年を迎えるのを前に、共同通信に手記を寄せた。事件を「日本の歴史上刻まれた甚大な出来事」と表現し、この20年を「自分の信条のままに実直に生きてきた」と記している。元オウム真理教幹部が代表で、脱会した信者を中心に結成された「ひかりの輪」の外部監査委員長を務めたことや、人種差別に反対する活動に携わったことを明かしている。
河野さんは約4年前に松本市から鹿児島市に移住した。
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