経営破綻したゲームソフト制作会社「インデックス」(東京都世田谷区)が売上高を水増しし決算を粉飾したとして東京地検特捜部は28日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、同社会長の落合正美容疑者(54)と、妻で社長の善美容疑者(48)を逮捕した。
逮捕容疑は2012年8月期決算で債務超過に陥っていたにもかかわらず、架空売り上げを計上するなどして、経常利益9億1700万円とする虚偽の有価証券報告書を提出した疑い。
インデックスは携帯電話向けのゲームやアニメの制作、販売を手掛け、関連会社数十社と取引があったという。
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