柔道の総本山である講道館初の女性評議員として、全日本柔道連盟(全柔連)審判委員会の天野安喜子副委員長、経済学者で首都大学東京の村田啓子教授が就任することが13日、関係者の話で分かった。既に5月下旬の講道館評議員選定委員会で決定しており、26日の評議員会で正式に承認される。
講道館の上村春樹館長は組織改革の一環であるとし「伝統文化を継承したり、社会に貢献したりしている方々からの幅広い意見を真摯にうかがいたい。それが柔道界の発展につながる」と述べた。天野副委員長は審判員を務めながら、花火師としても活動している。
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