国土交通省は6日、羽田発着便の東京都心上空の飛行制限を緩和することを柱とする羽田、成田両空港の便数拡大策を明らかにした。2020年の東京五輪開催までに最大で発着回数を羽田で年間3万9千回、成田で4万回増やし、国際線に振り分ける。実現に向け、関係自治体や航空会社などとの調整に入る。
国交省は、15年春までに両空港の発着回数を現状から3万回増の74万7千回にする計画。政府が五輪を機に訪日外国人旅行者を2千万人に倍増させる目標を掲げるなど、両空港の需要の伸びが予想されることから、さらなる増便が必要として検討を進めていた。
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