政権側、国際空港を空爆
【ドネツク共同】ウクライナ東部のドネツク国際空港に26日未明、数十人の親ロシア派武装集団が押し入り政権側部隊に立ち退きを要求。インタファクス通信によると政権側は「違法に侵入した」親ロ派が武装解除に応じなかったとして26日午後に空爆したと明らかにした。
親ロ派が使う対空砲などを軍用ヘリコプターが低空飛行で攻撃しており、大きな爆発音や銃声が断続的に聞こえた。建物からは煙も上がった。インタファクスは親ロ派の話として、ドネツク市の鉄道駅周辺でも親ロ派武装集団と政権側部隊の交戦が発生、2人が死亡したと報じた。空港は安全確保のため全便の運航を26日朝から停止した。
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