サンパウロ地下鉄ストで衝突続く
【サンパウロ共同】サッカー・ワールドカップ(W杯)開幕を直前に控えたブラジルの最大都市サンパウロの地下鉄職員によるストライキは9日も続いた。職員らはこの日、デモを行い、治安部隊が催涙ガスを使って排除する騒ぎとなった。地元メディアが伝えた。
地下鉄は12日にW杯の開幕戦を行う競技場と市内中心部を結ぶ主要な交通手段。開幕までにストが収束しなければ、観戦客の混乱は必至だ。地元労働裁判所は8日、職員労働組合側に対し、スト終結と罰金の支払いを命じたが、組合側は同日夜、スト続行を決めた。
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