【ワシントン共同】オバマ米大統領は17日、ハワイ南方の太平洋に点在する七つの島やサンゴ礁の周囲に設定している海洋保護区の範囲を拡大すると発表した。米紙ワシントン・ポストによると、現在の9倍の面積の約202万5千平方キロで商業目的の漁業や開発行為を禁止することを検討している。
手つかずのサンゴ礁や豊かな生態系を人間活動の影響から守る目的。日本の国土面積の5倍超に相当し、実現すれば世界最大級の海洋保護区となる。周辺はマグロの漁場となっており、漁業者や専門家の意見を聴いて最終決定する。
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