ウクライナドネツク市内でも戦闘
【ドネツク共同】ウクライナ東部の中核都市ドネツクの市街地で26日夜、政権部隊と親ロシア派武装集団の戦闘が発生した。政権部隊が空爆した国際空港や鉄道駅でも断続的に戦闘が続き、多数の死傷者が出たもようだ。ロシア通信が報じた。ウクライナ大統領選を終え、政権は分離独立の動きを強める親ロ派勢力の排除に向けて攻勢に出たとみられる。
死傷者数をめぐっては情報が錯綜している。タス通信は親ロ派を乗せたトラックが攻撃を受け、少なくとも24人が死亡したとの目撃情報を報道。ウクライナのメディア、ウクラインスカヤ・プラウダは空港の戦闘で150人以上が死亡した情報があると伝えた。
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