東京五輪の会場計画を見直しへ
東京都の舛添要一知事は10日、都議会定例会の所信表明で、2020年東京五輪・パラリンピックの会場計画全体を見直す考えを明らかにした。大会後の競技場利用や建設コスト高騰が理由。開催計画をまとめた立候補ファイルを見直すことになる。組織委員会の森喜朗会長とも合意している。
開催都市決定後の会場変更は、12年ロンドン五輪で経費削減のために新体操とバドミントンの会場を別のエリアに移すなど、過去にも例がある。都はこの日、国際オリンピック委員会(IOC)に会場計画を見直すと連絡した。今後は組織委、国際競技連盟やIOCとの協議が必要となる。
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