米、最大300人の軍事顧問団
【ワシントン共同】オバマ米大統領は19日、ホワイトハウスで記者会見し、イラクのイスラム教スンニ派の過激派「イラク・シリアのイスラム国」の進撃阻止に向け、イラク軍の助言、訓練などのために最大300人の米軍事顧問団を派遣する方針を発表した。顧問団は特殊部隊で構成するが掃討作戦など戦闘への関与は明確に否定した。
「イスラム国」の台頭後、米国の初の包括的な対応策。イラクでの情報収集能力を強化し、標的を絞った空爆が可能か慎重に検討する。
一方で、ケリー国務長官を近く中東、欧州地域に派遣。イラク情勢の安定化に向けた外交努力を強める考えを表明した。
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