欧州議会選、EU批判勢力が躍進
【ブリュッセル共同】22~25日投票の欧州連合(EU)欧州議会選挙(定数751、任期5年)は25日深夜、開票が始まり、議会事務局の推計によると、極右や急進左派などEUに批判的な勢力が各国で躍進し、少なくとも約25%の議席を獲得する見通しだ。
フランスでは「反EU」を掲げる極右の国民戦線(FN)が得票率約25%で圧勝し、同国の74議席のうち22議席を獲得してトップとなる見込み。英BBC放送によると、英国でも移民規制やEUからの離脱を訴える独立党が最大議席を獲得する勢いだ。
債務危機後初の同議会選で、有権者が欧州統合を進めてきた主流政党への不満を示した。
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