韓国、認知症患者ら21人死亡
【ソウル共同】韓国南西部、全羅南道長城郡の高齢者向け療養型病院で28日午前0時半(日本時間同)ごろ、火災が発生した。消防当局によると、火は約30分後に消し止められたが、認知症患者ら21人が死亡し、6人が重傷、2人が軽傷を負った。
地元警察は、病院の監視カメラを分析した結果、入院していた認知症の男性患者(81)が火を付けたとみて、放火容疑で拘束した。病院側の管理体制に問題がなかったかどうかも調べるとみられる。
韓国では26日にもソウル郊外のバスターミナルビルで8人が死亡する火災が起きたばかり。抜本的な安全対策を求める声が強まりそうだ。
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