巨大地震、過去7千年に16回
東海、東南海、南海地震の3連動で起きたとされる宝永地震(1707年)に匹敵する巨大地震が、過去7千年の間に少なくとも16回起きていたことを示す津波堆積物を高知県土佐市の池で確認したと、高知大の岡村真特任教授のチームが26日、明らかにした。
岡村氏らは南海トラフ付近での巨大地震や津波の発生間隔を研究するため、2006年から土佐市の蟹ケ池で地層調査を始め、13年1月には、過去六千数百年で少なくとも15回の巨大地震による津波痕跡を確認したと発表した。
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