【ニューヨーク共同】コーヒーチェーン大手の米スターバックスは、この秋から米国の従業員を対象に大学の授業料を肩代わりする制度をスタートする。アリゾナ州立大学と提携し、オンラインの学士号取得コースに進む従業員の学費を負担したり、奨学金を支給したりする仕組みをつくる。卒業後にスターバックスで働く義務はないという。
大学の授業料高騰が続く米国では、授業料を賄うための学生ローンの金利上昇で経済的に破綻する学生が増え、社会問題化している。同社によると、米国の大学生の半数近くがローンの返済ができないことなどを理由に学士号の取得を断念しているという。
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