【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は4日、バルト3国の一つ、リトアニアが欧州単一通貨ユーロの導入に必要な基準を満たしたと認定、来年1月1日のユーロ圏入りを承認するようEU加盟国に勧告すると発表した。
承認は確実で、リトアニアは自国通貨リタスを廃止し、19番目のユーロ導入国となる。今月下旬のEU首脳会議での議論を経て、7月後半のEU財務相理事会が最終決定する。
バルト3国は1991年、約半世紀支配されたソ連から独立し、2004年にそろってEUと北大西洋条約機構(NATO)に加盟した。
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