ドネツクで武力衝突33人死亡
【ドネツク共同】ウクライナ東部ドネツク郊外で22日、同国軍と親ロシア派組織「ドネツク人民共和国」の武装集団が衝突し、ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は軍兵士13人が死亡したと明らかにした。共和国幹部は武装集団の20人が死亡、42人が負傷したとしている。インタファクス通信が伝えた。政権側と親ロ派が武力衝突を繰り返すウクライナ東部での一度の戦闘での死者数としては最悪規模。
ウクライナでは25日に大統領選を実施。東部のドネツク、ルガンスク両州では23日までに、選挙を前に重武装した親ロ派が妨害を本格化。投票用紙や機材を強奪し、選管事務所の半数を封鎖した。
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