サッポロ、116億円の特損計上
サッポロホールディングス(HD)は20日、第三のビール「サッポロ 極ZERO(ゴクゼロ)」を発泡性酒類に切り替えて再販売することに伴い、116億円を追加納税すると発表した。追加納税額は2014年6月中間連結決算に特別損失として計上する。
税率の適用区分を見直し、追加負担を負う異例の決断に踏み切った。第三のビールは税額の安さから価格を抑えられる人気商品で、商品戦略の練り直しが求められる。
純利益を50億円とした14年12月期の連結業績予想に関し、サッポロは「影響を精査中」としているが、業績予想の修正を迫られそうだ。
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