【ワシントン共同】米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)は9日、サイバー犯罪による経済損失が世界で年間最大5750億ドル(約59兆円)、少なく見積もっても3750億ドルに上るとの推計を発表した。
CSISが同日発表した報告書によると、日本については他の先進国に比べて損失が小さいと指摘。損失を過小評価している可能性と、言葉の壁が犯罪抑止の役割を果たしているとの見方を併記した。
一般に豊かな国ほどサイバー犯罪の標的になりやすく、損失が大きい国として、ドイツとオランダを挙げた。
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