ウクライナが停戦へ交渉開始
【キエフ共同】ウクライナのポロシェンコ大統領は就任から一夜明けた8日、東部で戦闘を続ける親ロシア派武装勢力と政権部隊の停戦に向け、ロシアとの実務交渉を開始した。大統領は「今週中に停戦しなければならない」と述べ、早期安定化に強い決意を示した。大統領府が発表した。交渉にはOSCE代表者も同席した。
ロシア側はズラボフ駐ウクライナ大使が出席した。東部ドネツク、ルガンスク両州で続く混乱の収束に向けた第一歩となるかが注目される。ただ親ロ派は、政権部隊の撤退を停戦の条件に掲げ、東部の「主権」承認や自治権拡大などを求める構え。
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