南ア、只見が「エコパーク」に
政府は12日、自然保護と活用の両立を目指す生物圏保存地域「エコパーク」に、「南アルプス」(山梨、長野、静岡)と「只見」(福島)の新規登録が決まったと発表した。スウェーデンで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国際会合で決定した。「志賀高原」(群馬、長野)の地域拡大の審査は同日に持ち越しとなったが、認められる見通し。
南アルプスは、3県10市町村が対象。北岳など3千メートル級の山が連なり、森林保全や農産物のブランド化、エコツアーなどが盛んだ。
只見は、ブナをはじめとする広葉樹林など奥会津の豊かな生態系が残り、伝統的な生活文化が息づく。
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