産経前ソウル支局長を在宅起訴
【ソウル共同】韓国のソウル中央地検は8日、産経新聞がウェブサイトに掲載した朴槿恵大統領の動静に関する記事が朴氏の名誉を毀損したとして、執筆した加藤達也・同紙前ソウル支局長(48)を、インターネットを使った不正行為を規制する情報通信網法違反罪で在宅起訴した。地検は8月以降、加藤氏から3回事情聴取していた。
国家元首の行動に関する記事を理由に海外メディアの記者を起訴したことで、韓国には報道の自由に制約があると懸念が広がりそうだ。韓国側が改善を模索している日韓関係にも悪影響が出るのは確実。
加藤氏側は記事には公益性があるとして否認しており、公判でも争う方針。
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