小売り対決、セブンに軍配
小売り大手のイオンとセブン&アイ・ホールディングスの2014年8月中間連結決算が3日、出そろった。消費税増税や夏の天候不順でイオンはスーパーが苦戦したのに対し、コンビニが好調なセブン&アイは最高益を更新した。増税後の販売戦略や主力業態の違いが明暗を分けた。
イオンの本業のもうけを示す営業利益は、前年同期比41・2%減の433億円、純利益が91・4%減の20億円に落ち込んだ。特に主力の「イオン」など総合スーパー事業は、営業損益が131億円の赤字(前年同期は110億円の黒字)に転落するなど不振だった。
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