【ワシントン共同】米疾病対策センター(CDC)のフリーデン所長は5日の記者会見で、米国で初めてエボラ出血熱の感染が確認されたリベリア人男性に関し「米国内でのエボラ熱の拡大を止めることができたのは疑いがない」と述べ、この男性から周囲への二次感染は起きなかったとの考えを示した。
男性が先月28日に隔離されてから1週間が経過しても、近親者や医療関係者を含む接触者は健康で、発熱などの症状が出ていないのが理由。
ただ過去に中央アフリカで起きたエボラ熱の流行では、感染から発症までに3週間かかった例があった。
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