中国外相、「内政問題」とけん制
【ワシントン共同】中国の王毅外相は1日、訪問先の米ワシントンでオバマ大統領、ケリー国務長官らと相次いで会談し、香港の次期長官選の立候補資格制限に反発する大規模デモをめぐり意見を交わした。米側がデモ隊に理解を示したのに対し、王氏は内政干渉とはねつけ、双方の応酬は平行線に終わった。
ホワイトハウスによると、オバマ氏は王氏に香港情勢を「注意深く見守っている」と伝えた上で、香港当局とデモ隊の対立が平和的に解決することに期待を表明した。
一方、王氏は外国の干渉は許さないとの姿勢を明確にした。
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