早稲田大生らでつくる投資サークルに所属していた男2人がインターネットの株取引で株価を不正につり上げたとして、証券取引等監視委員会が金融商品取引法違反(相場操縦)の疑いで、7日にも2人を東京地検特捜部に告発する方針を固めたことが市場関係者への取材で分かった。
関係者によると、2人は早大在学時にサークルで活動しており、現在は株取引で生計を立てているデイトレーダー。複数の株取引で見せ掛けの注文を大量に発注する「見せ玉」などの手法で株価を不正につり上げた後に売り抜け、少なくとも数百万円の利益を得た疑いが持たれている。
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