香港、デモ強制排除警告で緊迫
【香港共同】香港の大規模デモで、中心部のアドミラリティ(金鐘)にある政府本部庁舎周辺で包囲を続けていた学生らの代表が5日夜、包囲を解除するよう呼び掛け、一部の学生が応じた。梁振英行政長官が政府機能回復に向けて強制排除の可能性を警告したことを受け、穏健派の学生が一定の譲歩をした。
しかし一部の強硬派学生が本部庁舎の周辺道路の封鎖を継続しており、緊迫した状況。金鐘の幹線道占拠は数千人規模で続いた。
デモ隊は祝日だった2日から行政長官弁公室(官邸)と本部庁舎を包囲、政府機能は3日からまひしており、6日に政府機能が正常化するかどうかが焦点となっている。
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