台風19号は8日、中心気圧900ヘクトパスカルの猛烈な強さで、フィリピンの東の海上を西北西に進んだ。今後は進路を北に変え、勢力をやや弱めながら10~11日にかけて沖縄県の大東島地方付近に移動し、その後に西日本へ進む恐れがある。
台風は9日午前0時現在、時速約10キロで西北西に進んだ。中心付近の最大風速は60メートル、最大瞬間風速は85メートル。中心からの半径200キロ以内が風速25メートル以上の暴風域。
気象庁によると、11日には南大東島を中心とした海域に中心気圧930ヘクトパスカル、最大風速50メートルの勢力で進む見込みが強まっている。
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