御嶽山噴火、ほぼ全員「損傷死」
御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火で、死亡が確認された47人以外に20人程度の登山者が噴火に巻き込まれ、安否不明となっている可能性が極めて高いことが2日、共同通信の集計や捜査関係者らへの取材で分かった。
長野県警は同日、死亡した47人中46人が、噴石が当たったことなどによる「損傷死」で、残る1人は熱傷死と発表。47人のうち身元不明だった5人は兵庫県加古川市の会社員西嶋浩基さん(40)と小学4年の陸君(10)の親子らと分かり、全員の身元が判明した。
2日は雨が降ったため、県警と消防、陸上自衛隊は正午前に捜索を中断した。
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