【ロンドン共同】AP通信は3日、スウェーデンで出産目的の子宮移植手術を受けた女性(36)が先月、世界で初めてとなる出産に成功したと報じた。出産に立ち会ったスウェーデンのイエーテボリ大の医師の話として伝えた。
やや早産だったものの母子共に健康で、既に退院。子どもは男児だというが、女性の名前など詳細は明らかにされていない。
子宮移植はこれまでサウジアラビアやトルコでも行われたが、出産例はなかった。今回の成功は生体子宮移植の可能性を大きく広げる一方で、移植が容認されるべきかどうか生命倫理上の議論を呼ぶ可能性もある。
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