御嶽山、2日ぶりに捜索再開
登山者47人が死亡し、戦後最悪の火山災害となった御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火から1週間となる4日、長野県警と消防、陸上自衛隊は2日ぶりに捜索活動を再開し、新たに心肺停止状態の性別不明の3人を発見した。山中には行方不明となっている男女が少なくとも16人いるとみられ、3人を麓に搬送し身元の確認を急ぐ。
麓の長野県木曽町では町民らが発生時刻の午前11時52分ごろに合わせて黙とうし、冥福を祈った。
ここ2日間の雨の影響で火山灰が泥状にぬかるんでいるため、陸自の大型ヘリコプターが使えず、約930人態勢の捜索隊は中型ヘリや徒歩で山頂へ向かった。
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