【ワシントン共同】米疾病対策センター(CDC)は9月30日、西アフリカのリベリアから米国に渡航し、テキサス州ダラスの病院の隔離施設に収容中の男性患者が、エボラ出血熱に感染していることを確認したと発表した。
猛威を振るう西アフリカで感染した医師らが米国に運ばれて治療を受けた例はあるが、米国内でエボラ熱と診断されたケースは初めて。米メディアはエボラ熱の“初上陸”のニュースを大きく伝えた。オバマ大統領もCDCから説明を受けた。
男性は医療関係者ではなく、米国に住む家族を訪ねていた。感染の経緯は不明だが、リベリア滞在中の可能性が高いとみられている。
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