【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は7日、インターネット通販のアマゾン・コムに対するルクセンブルクの法人税の課税措置が、EU法に違反している疑いがあるとして本格調査を始めたと発表した。
欧米では多国籍企業によるグループ会社を使った課税逃れが指摘されている。欧州委は6月に米アップルなど3社に対するアイルランド、ルクセンブルク、オランダの課税措置に関して本格調査を開始。課税利益を過小評価して税負担を下げ、優遇した疑いがあると指摘している。
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