エボラ対策強化へ米軍千人増派
【ワシントン共同】米国防総省は3日、西アフリカで感染が拡大するエボラ出血熱対策を強化するため現地に派遣する米軍の規模について、最大で約4千人とする方針を明らかにした。これまでの約3千人から千人の増派となる。カービー報道官が記者会見で発表した。
一方、米メディアは同日、首都ワシントンの病院が、エボラ熱に似た症状の患者を隔離治療していると報じた。
米軍はこれまでにリベリアとセネガルに合計で約230人を派遣。海軍医学研究センターのスタッフも加わり、エボラ熱の検査施設2カ所を立ち上げた。これとは別に、感染者を収容する2治療施設の建設にも着手し、今月中に完成させる。
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