「イスラム国で戦闘員に」
シリアで台頭する過激派「イスラム国」に加わるため海外渡航を企てたとして、警視庁公安部は6日、刑法の私戦予備・陰謀の疑いで、国立大生の20代の男ら複数の日本人から任意で事情を聴くとともに、東京都内の関係先数カ所を家宅捜索した。
イスラム国に参加しようとした日本人の存在が明らかになるのは初めて。
捜査関係者によると、男は26歳の北海道大生=休学中。「シリアに入って『イスラム国』に加わり、戦闘員として働くつもりだった」と話している。
捜索容疑は、シリアの反政府武装組織に戦闘員として加わることを目的に海外渡航を企てた疑い。大学生のシリアへの渡航歴は未確。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。