従軍慰安婦問題の記事を執筆した朝日新聞元記者が教授を務めていた帝塚山学院大(大阪府大阪狭山市)に「辞めさせないと爆破する」とする複数の脅迫文が届いていたことが30日、府警と大学への取材で分かった。教授は既に退職。
府警は威力業務妨害事件とみて調べている。
府警や大学によると、脅迫文は今月13日、大学を運営する法人の理事長と学長、学部長などに宛てて届いた。「教壇に立たせるのはよくない。辞めさせなければ学生に痛い目に遭ってもらう。くぎを入れたガス爆弾を爆発させる」との内容で、実際にくぎが入った封書もあった。教授は同日付で自らの意思で退職。
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