発見者の身元特定急ぐ、御嶽山
御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火で、長野県警は8日、新たに心肺停止状態で発見し、麓に搬送した登山者1人の身元を、京都府亀岡市の中学校教諭伊藤浩二さん(55)と発表した。伊藤さんは、県が行方不明としていた9人に含まれており、残る不明者は8人となった。
8日の御嶽山周辺は晴天で、県警や消防、自衛隊は朝から後方支援も含めて千人近い態勢で捜索活動を再開。不明者が取り残されている可能性が高い山頂付近に400人以上を投入した。
長野地方気象台によると、御嶽山周辺は11日まで大きな天候の崩れはない見通しで、捜索を続行できる可能性が高い。
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