日銀が1日発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)によると、最近の景況感を示す業況判断指数(DI)は、大企業製造業で6月の前回調査から1ポイント上昇のプラス13となり、2四半期(半年)ぶりに改善した。消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減は依然として残るものの、景気が底堅く推移していることを示した。
3カ月後の景況感を示す先行きDIは横ばいのプラス13と高水準だった。増税の影響は徐々に和らぎ、景気が持ち直すとみている。
大企業全産業の14年度の設備投資計画(ソフトウエア投資を除く)は、前年度比8・6%増となり、6月調査から上方修正された。
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