5日午後4時10分ごろ、長崎県佐世保市の高1女子生徒を殺害した疑いで逮捕された少女(16)の父親(53)が、市内の自宅で死亡していると消防から佐世保署に連絡が入った。佐世保署は自殺したとみて死因を調べている。
捜査関係者によると、自宅を訪れた知人女性が首をつった状態の父親を発見し消防に通報。駆け付けた消防署員が死亡を確認した。
父親の代理人弁護士によると、父親は事件前の今年3月、少女に金属バットで殴られ、その後、少女を精神科に通院させていた。父親が学校関係者に「事件にしたくない」と殴打について口止めしていたことも県教育委員会の調べで明らかになっている。
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