御嶽噴火、死者47人と戦後最悪
御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)の噴火で1日、長野県警などが山頂付近で心肺停止状態となっていた登山者ら35人を麓へ搬送し、全員の死亡を確認した。前日までに死亡確認した12人と合わせ、犠牲者は47人に上った。国内の火山災害では、43人が犠牲となった1991年の雲仙・普賢岳(長崎県)を上回り、戦後最悪となった。
長野県警は1日、新たに神奈川県小田原市の会社員佐野秋乃さん(36)ら14人の身元を発表し、これまでに確認されたのは26人になった。残りの21人も確認を急ぐ。これとは別に、山梨県上野原市は、いずれも同市職員の夫婦の死亡を確認したと発表した。
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